自分の意見を伝えよう!「アサーション・トレーニング」

お役立ち

皆さんお疲れさまです、Kです。

いきなりですが、オリンピックめちゃくちゃ見てます!

開催することに賛否両論ありましたが、選手が頑張っている姿をみて勝手に勇気をもらっています。笑

私も選手のように輝ける人になりたいなと思いながら、今日も地道に頑張ってます。

さて、本題です。

アサーション・トレーニング!

聞いたことありますか?

アサーションとは、自己主張のことです。

でも今回のブログの内容が「自己主張してください」では、すぐに終わってしまうので、どのように自己主張をしたら良いのか?

それを紹介していきます。

では早速いきましょう!

アサーションについて

冒頭にアサーションとは、自己主張だと書きました。

その通りなのですが、少し補足をさせていただきます。

それは、相手を尊重した上で、自分の意見を相手に伝えること、これがアサーションとなります。

なので、単純に自分の意見を相手に伝えるだけではなく、その伝え方をどのようにしたら良いのか?がポイントです。

単純に自分の意見を言うだけなら、勇気さえあれば、誰にでも出来ることですからね!

なので、このアサーションができるようになると、コミュニケーションのレベルがかなり上がります

もしかしたら、皆さんも経験があるのではないでしょうか?

上司と自分の意見が違った場合、どのように自分の意見を伝えようかと悩んだ挙げ句、言わない。

自分の意見を普通に伝えたら、それが相手の勘に触ったみたいで険悪な雰囲気になった。

色々あると思います。

このような場面でアサーションを使うことができれば、相手に嫌な思いをさせずに自分の意見を相手に伝えることが出来ます。

遠慮をする必要もなくなります。

社会人だけではなく、学生も必見ですので、ぜひチェックしてみてください。

アサーションのやり方

様々なやり方があります。

今回お伝えするのは、自分がやってみて一番効果があったなと実感したやり方です。

それは、アイ・メッセージです。

アイ・メッセージはコミュニケーションの基本でありながら本質でもあるんです。

私は、ローマと同じように、全てのコミュニケーションはアイ・メッセージに通じると思っています。

いやいや、大袈裟でしょ!って思うかもしれませんが、全然そんなことありません。

アイ・メッセージを使うのと使わないのとでは、雲泥の差です。

アイ・メッセージの使い方

このアイ・メッセージは”私”を会話に入れることです。

つまり主語である”私”を、しっかりと言葉に出して相手に伝えることです。

かなりシンプルなものです。

むしろ、会話に主語を入れるって普通のことです。笑

例えば「この資料のこの部分を修正したほうがいいよ」と、上司から部下に対して言う場面があったとします。

上記の言葉をアイ・メッセージにすると以下となります。

私は、この資料のこの部分を修正すると凄く良くなると思うんだけど、どうかな?」です。

1つ目と2つ目、どちらが「よし、修正をしてみよう!」と思いますでしょうか?

後者が多いのではないでしょうか?

このように”私”という単語を言葉に出した上で自分の意見を言うだけで、かなり変わります。

言われた、相手は嫌な気持ちはしないし、確かにそうかもしれない!と思うのです。

不思議ですよね、たった一言付け加えるだけで、そんな捉え方が変わるなんて!

私も実際アイ・メッセージを使うようになってから、相手と円滑なコミュニケーションと取れるようになったのを肌で感じています。

なので、間違いなく効果ありますし、カウンセリングのプロであるカウンセラーが使う技法でもあるので、効果が無いはずが無いんです!

ちなみに、気付きましたか?

実は、この文章もアイ・メッセージだったんです。
「私は、ローマと同じように、全てのコミュニケーションはアイ・メッセージに通じると思っています。」

このように、どんな場面でも使うことができるんです!

意見と一緒に感情も伝える

アイ・メッセージを使う際は、自分の感情も一緒に伝えると、より効果的だと言う話を聞きます。

特に「〇〇してくれると嬉しい」など否定をしない感情を入れると良いです。

思い返すとメールもそうですよね。

「〇〇していただけますと助かります。」とか「〇〇していただけると嬉しいです。」などのメール文を書くことがあると思います。

ポジティブな文言を入れるだけで、相手が「協力してやるか!」という気持ちになりますので、非常に効果的です。

ただ、ネガティブな時に使ってはいけないということではありません。

ちなみに、ネガティブと言っても会社が嫌い~とかそう言う話ではないです!笑

ネガティブな要素が入った文章だと以下のようなイメージです。

「ここ最近、〇〇さんの元気が無いみたいで、私は非常に心配をしています。」などです。

心配という単語は確かにネガティブ要素がある単語ですが、全く否定をしていない内容になっています。

受け取った相手は「私のことをかなり心配してくれているんだな」と思っているはずです。

このように否定をしないだけでかなり変わります。

つまり、アイ・メッセージで自分の感情も一緒に伝えて、相手とコミュニケーションをとることで、コミュニケーションのレベルが一段階進化するんです。

なぜ自分の意見を受け入れるのか

なぜ、相手が自分の意見を受け入れるようになるのかと言うと、それは相手のことを否定していないからです。

単純に、それは違うと言うと、相手のことを否定することになります。

例えアドバイスのつもりで言っていたとしても、そのように感じてしまうし、捉えてしまうんです。

そして相手は、あなたからだけでなく、あなた以外の他の人も同じように自分のことを否定していると感じてしまうのです。

でもアイ・メッセージを使うと、”私”がつくので、「目の前のあなたの意見なんだ」ということを心理的に相手は感じ取るので、意見を受け入れやすくなるんです。

実はこのような理由があったんです。

アイ・メッセージは、意識をすればすぐに出来ますので、是非参考にしてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

アイ・メッセージの事例を見ただけでも「確かに!」と思ったのではないでしょうか?

このようにコミュニケーションは、めちゃくちゃ簡単なことで改善できるんです。

もちろん、難しい複雑な技法などもかなりあります。

ただ、今回紹介したアイ・メッセージみたいな凄く簡単なことで、ここまで変わることができるんです。

意識しないと今までの通りのコミュニケーションになってしまうこともありますが、簡単ななので、是非やってみましょう!

皆さんがより多くの人と円滑にコミュニケーションが取れるようになることを祈っています。

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

see you

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