【企業紹介】Spiber株式会社

企業紹介

皆さんお疲れさまです、Kです。

今回紹介する企業はSpiber株式会社です。

こちらの企業、知る人ぞ知る有名企業なんです。

今後、もしかしたらあらゆる場面で、私たちはこの企業の製品を使うことになるかもしれません。

では、早速いきましょう!

Spiber株式会社の会社概要

・会社名
Spiber株式会社

・設立
2007年9月26日

・資本金
354億円(資本剰余金含む)

・従業員数
235名(2020年4月現在)

・事業内容
新世代バイオ素材開発

・代表者
取締役兼代表執行役:関山和秀

・本社所在地
〒997-0052
山形県鶴岡市覚岸寺字水上234番地1

・HP

About Us - Spiber株式会社
微生物発酵プロセスによりつくられるタンパク質素材「Brewed Protein™(ブリュード・プロテイン™)」の開発を通じて、サステナブルな社会の実現のために地球規模の課題に取り組む。

・YouTube
チャンネルはありませんでしたが、同社が取り上げられている映像が残っていました。

#67/人口たんぱく質素材の開発・量産化・商品化/Spiber株式会社 取締役兼代表執行役 関山 和秀/この国の行く末2
#67/人口たんぱく質素材の開発・量産化・商品化/Spiber株式会社 取締役兼代表執行役 関山 和秀/この国の行く末2【番組概要】人工的にクモの糸を作る研究を続け、人口たんぱく質素材の開発・量産化・商品化に成功。地球規模の資源環境問題を、プラスチックフリーで且つ動物を使わない素材の人工たんぱく質で解決しようとし...

この企業もここ最近設立された企業なんです。

同社は、世界初の”あるもの”を作ることに成功した企業なんです。

それが何かと言うと、クモの糸なんです。

皆さんご存知のクモの糸!

いぼの糸ではありません。

余談ですが、社名のSpiber(スパイバー)は、スパイダーとファイバーから付けたそうです!

本題ですが、なんとなく、クモの糸って簡単に作れそうなイメージがあるじゃないですか?

でも実は、全然そんなことないんです。

これまで、全世界で大手の繊維メーカーなどが、クモの糸を作るために色々実験したんです。

でも、何年掛けても作ることができなかったんです…

なので「人類がクモの糸を作ることは無理だ」と、そう言われていました。

そんな中で、世界で初めて、人工クモの糸の製造に成功したんです!

つまり、簡単に言うと、今、世界中から注目されているかなり凄い企業なんです。

世界待望の製造に成功したので、当然同社もユニコーン企業です!!

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日産ARIYA Presents、/ WEBINAR #1 関山 和秀【始まりはクモの糸 サステナブルでハイパフォーマンス 石油に依存しない新素材開発に挑む理由とは?】を、現在公開中です。「英知を宿すモンスター」という二面性をもったクルマ、日産ARIYA。/WEBINARは、日産ARIYAと同じように二面性があり、さら...

ユニコーン企業については散々説明したので、今回は説明を割愛します!

クモの糸の凄さ

皆さん、世界で最もタフな繊維をご存知ですか?

その繊維は、強さと伸びを兼ね備えています。

強さと伸びは相反するものとされていて両立は普通できないのですが、この繊維だけはできるんです。

それが、クモの糸なんです。

実はクモの糸って、伸縮性と強度を兼ね備えた唯一無二の繊維なんです。

 

今現在ある繊維の多くは、石油からできています

ただ、石油は無限ではなく、有限です。

いつの日か枯渇してしまう資源です。

そうなったとき、石油なしで繊維を作らなければなりません。

それを可能にするのが、このクモの糸なんです。

この繊維(クモの糸)は、製造する際にもちろん石油を使用しません。

最近よく聞く、サステナブルな開発なんです。

では、そんな素晴らしいクモの糸ですが、私たちのどのような日常の場面で役に立つのかと言うと…

歩行者にぶつかっても怪我をさせない車ができたり

着ていることを忘れるくらい軽い防護服ができたり

着地した感覚が無いくらい衝撃を吸収してくれるスキーの板ができたり

軽くて発電効率の良い風力発電の風車ができたり

次世代の宇宙服にも使えるかもしれないんです。

さらに、医療分野での活用も期待されています。

このクモの糸は、素材がタンパク質ということもあり、人工血管や手術の縫合糸などにも応用できる可能性があるんです。

クモの糸は、ものづくりの概念を一変させることができるとも言われています。

約8年前に同社の社長がTEDでスピーチをしていた時の動画です。

#68/人口たんぱく質素材の開発・量産化・商品化/Spiber株式会社 取締役兼代表執行役 関山 和秀/この国の行く末2

有言実行しているのがかっこいいですね!

また、既にこのクモの糸を使って大手アパレルメーカーのゴールドウィンと共同開発された商品があります。

このクモの糸が既に量産化できる状態にあることがなおさら凄いです。

※出典:Spiber株式会社 HP

このように私たちの生活の一部になる日はそう、遠くないと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

AIなどのIT分野の発達は、もちろん目覚ましいものがありますが、このようなメーカーの進化も凄いですよね!

きっと、メーカーが進化しているのもAIやITのおかげもあると思います。

今までは不可能だったことが、可能に変わっていく未来にワクワクしますね!

このクモの糸を開発するのに、かなりの年月が掛かったそうです。

でも、諦めない気持ちがあったからこそ、ここまでの企業になったのだと、私は思いました。

いつの時代も諦めない気持ちは大切ですね!

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

see you

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