皆さんお疲れさまです、Kです。
今回は、話し方についてです。
前にも以下の記事で同じような内容を書きましたが、今回は更にバージョンアップ版です。
私は、時々ブログのレビュー数を確認しているのですが、話し方についてのレビュー数が他に比べると多いです。
なので、話し方に対して「自信がない」「もっと上手くなりたい」と、思ってる方が多いのかなと予想しています。
どれだけSNSが発達しても、話さなくて良いという状況にはならないですからね!
今回のブログは、話し方に自信が無い人必見です!
間違いなく役立つ情報なので、最後まで見てもらえると嬉しいです。
結論から話すことです、なんて一般的なことは言いません!笑
では早速いきましょう!
アイ・メッセージ
アイ・メッセージという言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
よく管理監督者向けのラインケア研修などで紹介される技法です。
そもそもアイ・メッセージって何!?
という方が多いと思いますので、まずはどのような技法なのかを紹介します。
日本人は、主語を抜かして話すことが多いです。
映画が見たい、風邪をひいた、〇〇と思っている、これだけで通じます。
なぜかと言うと、主語をわざわざ言葉に出さなくても意味が通じるからです。
その上でアイ・メッセージというのは、主語をしっかり伝えることです。
つまり先程の例で言えば、「私は映画が観たい」「私は風邪をひいた」「私は〇〇と思っている」
これだけです。
かなりシンプルなので、すぐできますよね。
難しいことは何もありません。
主語を入れる理由
ではなぜ、わざわざ主語を入れるのか?
それは、主語を入れることにより、聞き手の受け取り方が変わるからです。
確かに、主語を入れなくても意味は通じるし、上記の内容ではそんなに変化が無いように思われます。
が、例えば以下のような言葉ではどうでしょうか?
「それ、やったほうが良いよ」「こっちを先にやって」「それは違うと思う」など。
仕事していると、このような言葉を発言する場面は結構あると思います。
この3つはどのように感じましたか?
少し冷たく感じませんか?
”私は”を抜かすと少し冷たい感じが出るのです。
”私は”が無い状態、つまりアイ・メッセージで伝えていない方がほとんどだと思いますので、”私は”を付けるだけで、言葉に温かみがでます。
先ほどの例に”私は”を付け加えると以下のようになります。
「私はそれを、やったほうが良いと思う」
「私は、こっちを先にやってくれるとすごく嬉しい」
「私は、その考えは違うと思う」
少し大袈裟ですが、このように変わります。
ちなみに、「嬉しい」など自分の感情も一緒に伝えると、より一層効果的です!!
アイ・メッセージを使い、「私は」が必ず入ることで、一つの意見として捉えてくれるようになります。
そして、相手からしたら「しっかり自分の意見を言ってくれた」と思ってくれます。
これは上司、部下関係無くです。
あくまで”その人の意見”として捉えてくれるので、ポジティブに捉えてくれるようになります。
”私は”が抜けていると「あなた以外の他の全員は、私と同じ意見だよ」と心理的に言われている気がするものです。
「その考え方は違う」と言われた時に、「あなた以外の他の人は、あなたと考え方が違うよ、その考え方はあなただけだよ」と言われているように捉えてしまうのです。
本当はそんなこと無いのに、一個人の意見なのに、人間は不思議と「他の全員も…」と捉えてしまうんです…
だからこそアイ・メッセージを活用してほしいです。
有効活用
アイ・メッセージは”ねぎらい”の言葉を使う時にかなり効果的です。
例えば、「頑張っているじゃん!」と伝えた場合と「私は、あなたが凄い頑張っていると思う」と伝えた場合があったとします。
あなたは、どちらの言い方で言われたほうが嬉しいですか?
後者のほうが嬉しいという方が多いのではないでしょうか?
なぜ後者のほうが良いのかと言うと、自分の発言(想っていること)がしっかり相手に届くからです。
これもアイ・メッセージの効果なんです。
そして、少し深みが増していることがわかると思います。
たった2文字を付け加えるだけでここまで、変化します。
そしてアイ・メッセージは、特に上司などの立場の方に実践してもらいたいです。
立場が上の人(上司)が下の人(部下)に対して、例えば「それ、やったほうが良いよ」と言うと、威圧感を自然と感じます。
怒っているつもりなど全く無かったとしても、部下は威圧感を感じてしまうんです。
なので、その威圧感を消し、相手にスッと受け入れてもらうために、アイ・メッセージを活用してほしいです。
他にも「何らかの発表のとき」「お客さんと雑談をしているとき」「商談のとき」
いろんな場面でアイ・メッセージは使えます。
たった2文字付け加えるだけなので、実践してみましょう!
マジックナンバー3
この技法もご存知の人が多いかもしれません。
あの超有名なスティーブ・ジョブズも使っていた技法です。
スティーブ・ジョブズはこのマジックナンバー3を活用して、みんなを話に引き込んでいたと言われているくらい有名です。
マジックナンバー3が何かと言うと、「すごく偉大な数字」です。
これだけだと
???
ですよね!笑
例えば「理由は3つあります」という言い方を皆さんは聞いたことあると思います。
この”3”が「マジックナンバー3」の正体です。
3つというのは、人間が瞬間的に覚えられるギリギリの数と言われています。
例えば以下のようなイメージです。
「冬の北海道へ旅行したい理由」は3つあります。
1つ目の理由はスノボが趣味なので、北海道の広大な大地でスノボをしたい
2つ目は食べ物は海鮮が好きなので、北海道の新鮮な海の幸を堪能したい
3つ目は日本で一番空が広いと言われている北海道の空の広さを実際に感じたいです。
以上の理由により私は北海道へ旅行に行きたいです。
みたいなイメージです。
これが、「理由は8つあります」と言われたら殆どの人が覚えられないですよね。笑
このように覚えられるギリギリの平均的な数が3なんです。
同時に、理由が3つもあるので説得力も増します。
ポイントを3つほどに絞って話すことにより、相手に記憶されることで、より理解されやすくなり、説得力も増すんです。
マジックナンバー3の別の活用方法
通常は、3つに絞って話をすることをマジックナンバー3と言いますが、私は別の使い方もしています。
このブログ限定の超貴重情報で、タイトルの「有料級」はまさにこのパートのことです。
この別の方法がかなり効果的なので、今回ご紹介したいと思います。
それは「似たような意味の言葉を違う言葉で3回繰り返す」です。
この技法は私のオリジナルなので、私が知る限りでは本にも載っていないです。
載っていたら教えてください…笑
どのように使うのかと言うと、こんなイメージです。
辛い、きつい、大変
楽しい、嬉しい、幸せ
辞めたほうがいい、諦めたほうがいい、無謀
やってみてください、試してみてください、使ってみてください
悩みを抱えているかもしれない、不安に思っているかもしれない、怖さを感じているのかもしれない
こんなイメージです。
なんとなくイメージできましたでしょうか?
もう少しわかりやすく書くとこんなイメージです。
「みなさんが、辛くて、きつくて、大変だと思った時に一人で抱え込まずに、誰かに相談してほしいです。」
いかがでしょうか?
「みなさんが、辛いと思った時に一人で抱え込まずに、誰かに相談してほしいです。」と話すより、話の手の想いが感じられますよね。
同じような意味の言葉を別の言葉で伝えることにより、その時の想いが相手に伝わりやすくなり、相手も共感してくれやすくなるんです。
実体験ですが、実際に1つの言葉で伝えたときより、似た言葉を繰り返したときのほうが、相手の反応が良いです。
私は、仕事柄、講師のような仕事もやっているので、アンケート結果を活用して分析したことがあります。
結果は、同じような意味の言葉を別の言葉で3回伝えたほうが良かったです。
日常で意識をしてると2つぐらいは出るようになります。
ちょっとずつ意識をして使ってみましょう!
そしてポイントは、淡々と言うのではなく、「しっかり感情乗せて」言うことです。
感情を乗せるか乗せないかで、かなり変わりますので、意識をしてやってみてください。
恥ずかしさを捨てましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回ご紹介した内容の多くは、本などにも書いてあります。
裏を返せば、それだけ効果が高いということですので、ぜひ実践してほしいです!
そして最後のマジックナンバー3の特殊活用は、特に効果的なので、ぜひ使ってほしいです。
これは本には載っていないはず!笑
あなたの言いたいことがしっかりと相手に伝わることによって、相手に理解され、納得され、共感してくれることが何よりも大切です。
社会人はもちろん、学生の方も大切なことです。
自分の話が伝わりやすくなるだけで、世界は変わります。
今からでもやってみましょう!
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
see you
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