知っているだけで役に立つ!ハラスメントの色々

お役立ち

皆さんお疲れさまです、Kです。

今回はハラスメントについて書いていこうと思います。

最近ニュースなどで結構聞きますよね、ハラスメント!
少し前にこんなことがありましたよね、ある議員さんが「このハゲ-----!!」と部下の方に言って、それが問題になり、パワハラだ!と訴えられたりなどでかなり話題になりました。

ちなみに数年前までは、ハラスメントと聞くと”セクハラ”のイメージが強かったと思うんですが、ここ数年はハラスメントと聞くと色々なハラスメントが該当するようになりました。
例えば、パワハラもそうです!このような言葉が出てきて、すごい注目されています!

他には、マタハラ、アルハラ、スメハラ、アカハラ、ソーハラ、モラハラなどなど…
めちゃくちゃたくさんあります。

そんなみなさんの身近な存在になってしまったハラスメント!
今日は、ハラスメントってそもそもどのようなものか?
また、ハラスメントについて知らない部分も多いと思うので、その点をご紹介していこうと思います。

ではいきましょう!

そもそもハラスメントとは?

まず、ここからですよね。
色々なハラスメントがあることは理解しているものの、そもそもハラスメントって言葉で説明するとなると難しい・・・
このように感じている方が非常に多いと思います。

ちなみに私も一言でいうと、こんな感じかなと言う説明が出来ないうちの1人でした…
なので、ググりました!笑

そして、その中でこれだ!というものを発見したんです!
それがこちらです!

ハラスメント(Harassment)とはいろいろな場面での『嫌がらせ、いじめ』を言います。その種類は様々ですが、他者に対する発言・行動等が本人の意図には関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えることを指します。

この文章を見た時に、そうそうこれこれ!って思いました!

嫌がらせ、いじめも、もちろん重要なのですが、個人的にここでのポイントは、「相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えることを指します。」の部分です。
つまり、ハラスメントという大きい枠の中にパワハラやセクハラなど色々あります。

そしてつい全体ではなく、〇〇ハラのほうに焦点が当たってしまいがちです。
が、ハラスメントという全体で見た時のポイントは「相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えること」なんです。

確かによくよく考えてみれば、上記の内容は「まぁそうだよね!」と思う普通の内容なのですが、意外とこれが今まで説明できなかったことが多いはず!
でもこの文書のお陰で、ハラスメントというフワッとした内容から、ある程度具体性が見えてきたと思います!

ここまで、読んでくれた方はハラスメントがどのような内容なのかを理解いただけたと思います。

では、そんな危険なハラスメント!
これが、今の世の中には沢山あります!

っっっっえ!?こんあにあるの?と思うほど沢山あります!
中には、「それはハラスメントの中にいれないでよ~」というものまであります!

なので、次は、冒頭でも少し紹介しましたが、ハラスメントの種類について、紹介します。

ハラスメントの種類

皆さん沢山思いつくハラスメントがあると思います。
その中でも特によくニュースなどに出ているハラスメントを紹介していきます。

「カスハラ」(カスタマーハラスメント)  :消費者による嫌がらせ ※クレーマーなどが該当
「セクハラ」(セクシュアルハラスメント) :性的な言動での嫌がらせ ※男性から女性に対してが多い。
「マタハラ」(マタニティハラスメント)  :妊婦に対しての嫌がらせ
「スメハラ」(スメルハラスメント)    :匂いによる嫌がらせ ※香水の付けすぎなども該当。
「アルハラ」(アルコールハラスメント)  :お酒の強要 ※全体の飲み会、個人的な飲み会
「モラハラ」(モラルハラスメント)    :言葉や態度での嫌がらせ ※家庭などでも起きやすい
「アカハラ」(アカデミックハラスメント) :大学で起きている嫌がらせ ※教授などが構成員に対して行うケースが多い。
「パワハラ」(パワーハラスメント)    :職場内での優位性を使った嫌がらせ ※上司から部下に対してが多い。
「ソーハラ」(SNSハラスメント)      :SNSにも職場での優位性を使っての嫌がらせ
「スモハラ」(スモークハラスメント)   :非喫煙者へタバコに関しての嫌がらせ
「ブラハラ」(ブラッドタイプハラスメント):血液型による嫌がらせ ※A型は〇〇だよなと言う決めつけ

特に有名なものを11個ご紹介しました。
率直に驚きませんか?
きっと「っっえ!?こんなのまでハラスメントになるの?」というものがあったはずです!

例えば、一番最後の血液型は、おそらく言っているほうもハラスメントの意識なんて全くないと思います。
でもそれが、昨今ではハラスメントに該当する可能性があるんです…

これは、普通に血液型の話をしていると言うよりは、毎回仕事のときなどに
「〇〇さんはA型で細かいはずなのに、いつも資料にミスをするよね」と言った内容になります。
なので、普通に血液型の話をするくらいなら一応問題はありません。
聞かれて嫌な人もいますけどね…

ハラスメントの種類はここ最近で急激に増加しました。
これは、社会状況の変化が影響していると言われています。
そして、今全体では30以上のハラスメントがあると言われています。

つまり、これから社会がどんどん変化していく中でまた新しいハラスメントが出来ることはもちろんあります。
こんなことを言ってはダメな気もしますが、より生きずらい社会に変わっていくと思います。

上司が部下を大切に思いコミュニケーショのつもりで話していたが、それがハラスメントになり、訴えられるなんてことが今後増えてくる可能性があります。
そのようなことが起きると、コミュニケーションがより一層取りずらくなり、どんどん人間関係が薄れる社会になっていくと思います。
それが、時代の変化なので、受け入れないといけないのかもしれませんが…寂しい気もします。

ハラスメントの現状

皆さんここ最近のハラスメントの件数がどのように変化しているかご存知ですか?
実は、ハラスメントは増加しています。
「それは、知っているよ!」という方が多いと思いますので、どのくらい増加しているか?はご存知ですか?
労働局へ「いじめ・嫌がらせ」についての相談件数の推移によると平成26年は62,191件でした!
この時点でもかなり多いです。

そして、なんと令和元年では、87,670件でした。
約5年間で、25,479件増加しています。
40%増です。

そして、「いじめ・嫌がらせ」についての相談だけでなく、精神障害などの労災請求件数も増加しています。

つまり、数年前より、ハラスメントの被害者が増え、精神障害になる方が多くなり、労災の請求件数が増加しているということです。

ここから私の見解ですが、昔の人に比べて精神面が弱くなったということか?と言われるとそれは違うのでは無いかと思っています。
確かに、何十年も昔と比較したら、その可能性がありますが、あくまでここ数年でこれだけ増加しているわけです。
ここ数年で、そんなに大きく人間の傾向が変わるとは考えずらいと思っています。
なので、精神面が弱いは違うかなと思っています。

では、なぜ増えているのかと言うと…
昔からハラスメントに該当するケースはあったが、それがハラスメントだと認識されていなかったため、相談が少なかったということかなと思っています。
簡単に言うと、ハラスメントの顕在化です。

例えば、昔はモラハラ自体は存在していたかもしれませんが、その行為が「モラハラだ」という概念は存在していなかったわけです。
だからハラスメントの相談自体が少なかった、ということです。
そして、先程紹介したように近年では、新しいハラスメントがどんどん増えています。

そのことを知り、「自分が受けていたあの行為は実は〇〇ハラスメントではないか!?」と考えるようになったわけです。
それで、ここ最近件数が増加しているのだと思っています。

つまり私の考えでは、昔から〇〇ハラスメントはあったけど、それがハラスメントだと認識をしていなかった。
それが最近の社会変化により、ハラスメントだと認識されるようになり、相談件数が増加した。考えています。

また、精神障害などの労災件数の増加も同様で、最近認められるケースが増えたからだと思います。
少し話はズレますが、長時間労働とうつ病と自殺との因果関係が初めて認定はされたのは、電通事件の1991年ころです。
それまでは、どんなに長く働いていて、うつ病になり、自殺をした場合があっても因果関係は認められなかったんです。

でもそれが、時代の流れで変わり、今では普通に認定されるようになっています。
それは、ハラスメントも一緒です。

そして色々なハラスメントが登場しました。
病気の部分では、「うつ病」や「新型うつ病」などがでてきました。

なので、昔は労災認定が認められなかったけど、今の時代はハラスメントを認められるケースが多くあるので、労災の請求件数が増加した、と考えています。
つまり、かなり必然なことだと思っています。

ハラスメントをしないために

これは、一般的な内容になってしますますが、以下を意識すると良いと言われています。
主に、パワハラに関連することです。

・自分の価値観だけで判断しないようにする
・自分の感情をそのまま口にしないようにする

この2点です。
ついつい部下などが失敗するとイライラして「なんでこう考えた?、なんでこうなった?」と聴きたくなります。
そして、その言葉に部下もイライラして「反撃」をしてくることがあるかもしれません。
それにカチンときて、ヒートアップするということがよくあります。

なので、その言いたくなる気持ちは非常に良くわかるのですが、それを口に出す前に自分の中で考えてから発してほしいです。
本当にこの言葉を言って問題ないのか?もしかたら嫌な思いをするのではないか?など。

「そこまで気にしなきゃいけないの?」と思われる方も多いと思います!
が、是非やってほしいです。

これは、部下や後輩を守るためでもあり、自分自身を守るためでもあるのです。
部下から「ハラスメントだ!」と訴えられないようにするためにも是非やってほしいです!

これを意識するだけでもかなり変わりますので、是非やってみてください。
ちなみに、メインはパワハラですが、その他のハラスメントでも根幹はこの部分です。

良い職場環境を目指しましょう!

最後まで見ていただき、ありがとうございました。
see you

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