凄いぞ県民共済!!

企業紹介

皆さんお疲れさまです、Kです。

本日は皆さんが一度は聞いたことがある「都道府県民共済(以下県民共済)」について紹介していきます。
「県民共済って聞いた事あるけど何なのかよくわからない」、「県民共済ってそもそも何なの?」など馴染みが薄い方からしたら、分からないことが非常に多いと思います。

でもきっと聞いたこともない!という方は少ないはず!
例えば、「出掛けて家に帰って来た時にポスト見たら、何やら郵便物が届いてる、手に取るとかなりしっかりした厚みのある郵便物で、そこには県民共済と書かれている。」
そんなシーンを経験したことがある方は多いのではないでしょうか?

そう、誰しもが必ず名前だけは知っている!それが県民共済!
だけど、イマイチ何やっているのかわからない
それも県民共済!笑

今日は、あんまり知られていない県民共済について簡単に紹介をしていきたいと思います。

そもそも県民共済って何なの?

まず、ここからですよね。
そもそも県民共済って何なの?と言うところ!
さっきも書きましたが、名前は知っているけど、何の組織なのかが分からない…
怪しい組織では無いことだけは理解している…
きっとこんな方が多いはずです。

ちなみに、皆さんは県民共済と聞くとどのようなイメージでしょうか?
やはり先程の郵便物のイメージがあるので、保険をイメージしている方が多いのではないでしょうか?
保険のイメージ!凄い強いですよね!

実は保険以外にも取り組んでいることがありが、やはりメインは保険ですよね。
ただ、保険の前に、まずは”どのような組織なのか?”から知ることが重要なので、簡単に説明していきますね!

県民共済がどのような組織なのか…

県民共済とは…

埼玉県民共済は、消費生活協同組合法(生協法)に基づく非営利の生活協同組合です。埼玉県の認可を受け、共済事業を営んでいます。

※埼玉県民共済の例です。

ここで、重要なのは”非営利”ということ。
営利団体では無いということ。
つまり利益を追求している団体では無いことがポイントです。
NPO法人などと同じ様なイメージで大丈夫です。

なので、皆さんが県民共済でよくイメージされている保険は”非営利の生活協同組合が運用している保険”ということなんです。

みんなからお金を集めて、集めたお金で運用することは一般的な生命保険の会社と似ていますが、
唯一違うのは営利目的では無いと言うところ!

重要な前提である「県民共済という団体は、非営利ということ」については、なんとなく理解出来たかと思います。

で次にこの非営利の県民共済が扱っている保険について少しご紹介したいと思います。

県民共済の保険

皆さんが気になる保険!
県民共済と言えば、保険でしょ!と言う方が非常に多いと思います。
なのでまずは、県民共済の基本である保険からご紹介していきます!

保険のメリット

県民共済の特徴は大きく2つあります。
先程紹介した非営利が関係しています。

県民共済は掛け金が安い

そう、保険料がかなり割安なんです。
それはなぜか?
皆さんならもう分かりますよね?
それは、非営利の保険だからです!
非営利だからその分、他の保険会社より安くなるわけです。

最近、よく「企業努力で、商品をギリギリまで安くしました」なんて聴きますけど、企業努力を超えたものが非営利だと思っています。
そもそも利益を目的にしていないですからね。笑
だから安い!

県民共済の掛け金は、保険内容が複数あり、その内容毎に掛け金は一律で定められていますので、その掛け金の中から自分で払える保険内容を選択すればそれでOKです。
しかも年齢や健康状態で掛け金は変動しないんです。
一律なんです。

よくある日本の生命保険会社の場合は、年齢や健康状態、場合によっては更新のタイミングで掛け金が変動するケースがあります。(掛け金が上がります。)
が、県民共済は変動しないです。
なので、非常に安心!!
そのため、ずっと一律なので、人生設計やライフプランなども、通常の生命保険より立てやすいです。

そして、県民共済の場合は、「割戻金」があるんです。
割戻金??聞いたことないな…という方が多いと思います。
なんとなく、文字から推測できると思いますが、簡単に言うと、「掛け金が戻ってくる」ことです!

「割戻金」とは、毎年3月の決算で剰余金が生じたとき、3月31日現在で共済に加入されている方を対象にお戻ししているものです。
前年4月保障分から当年3月保障分までの1年間に払い込まれた掛金に割戻率を乗じて算出し、例年8月上旬に掛金振替指定口座にお戻ししています。
割戻金は、共済金のお支払い等が多ければ減り、少なければ増える仕組みになっています。

これも一般的な生命保険会社との大きな違いです。
通常の保険会社の場合では、支払いが少なくても被保険者に割戻金として戻ってくるなんてことはありません。
それはなぜか?
営利目的だからです。
企業なら当然です、利益最優先ですからね!

ただ、県民共済は違います。
非営利目的なので、共済金の支払いが少なければ、その余ったお金をな・ん・と被共済者に返すんです。
「今年は皆さん健康で、いつもより支払いが少なく済みましたので、お返ししますね」って言って返すんです。
どんだけ良いやつなんだよ!って話しですよね。
でもそれを、やっているのが県民共済なんです!

掛け金も安い、そしておまけに割戻金も返ってくる可能性がある!
これが県民共済の特徴です!

ちなみに、県民共済は好きな都道府県で入れるか?と言うと、そういう訳ではないんです。
加入できるのは、自分が住んでいる都道府県か勤務している都道府県の共済限定なので、ご注意ください。

健康告知

県民共済へ加入する際は、当然ながら健康状態をお伝えする必要があります。
ただ、県民共済は少しだけそのハードルが、、生命保険会社などと比較すると緩くなっています。

基本的には以下の内容となっています。

下記の「健康告知内容」に該当する方(花粉症は除きます)は、ご加入いただけません(健康状態については告知のみで、医師等による診査は不要です)。ただし、内容によって一部条件付きでご加入いただける場合がありますので、くわしくは都道府県民共済(神奈川県は「全国共済」と呼称)までお問い合わせください。

1.現在、病気やケガの治療中である。または検査や治療が必要と指摘されている(健康診断や人間ドックなどで、検査や治療が必要と指摘された場合を含む)、もしくは検査中である。
2.慢性疾患(*1)の診断を受けている、もしくは医師から治療をすすめられている。または慢性疾患が治ってから5年以内である。
3.慢性疾患や中毒のため薬を常用している。
※「薬」とは、次に掲げるものをいいます。
(1)血圧降下剤
(2)抗潰瘍剤
(3)鎮痛剤
(4)睡眠剤
(5)抗糖尿病剤
(6)精神安定剤
(7)覚醒剤・違法ドラッグ
(8)麻薬・大麻
4.過去1年以内に、病気やケガで連続14日以上の入院か、同じ病気やケガなどで20回以上の通院治療を受けたか、または過去3ヵ月以内に心身に異常を感じる症状や変調(*2)があった。
5.手術を受け、治ってからまだ1年以内である。
6.身体に残る障害や先天性の病気により、日常生活において他人の手助けを必要とする状態である。
*1:「慢性疾患」(先天性を含む)とは、次に掲げるものをいいます。
1.悪性腫瘍(癌・肉腫など)
2.消化器疾患(胃潰瘍、慢性胃炎、炎症性腸疾患、十二指腸潰瘍、慢性肝炎(肝炎ウイルスキャリアを含む)、肝硬変、慢性膵炎、胆石症など)
3.循環器疾患(狭心症、心筋梗塞、不整脈、高血圧症など)
4.呼吸器疾患(気管支喘息、間質性肺炎、肺線維症、肺結核、肺気腫など)
5.神経・筋疾患(脳出血、脳梗塞、くも膜下出血、髄膜炎、てんかん、筋炎など)
6.腎・尿路疾患(腎炎、ネフローゼ、尿路結石など)
7.代謝・内分泌疾患(糖尿病、痛風、甲状腺機能亢進(低下)症など)
8.精神疾患(統合失調症、アルコール症など)
9.運動器疾患(骨髄炎、椎間板ヘルニア、変形性関節症など)
10.血液疾患(悪性貧血、白血病など)
11.アレルギー性疾患および膠原病(リウマチ、ベーチェット病など)
12.耳鼻咽喉および眼疾患(中耳炎、メニエール病、白内障、緑内障など)
13.女性性器疾患(子宮筋腫、卵巣腫瘍など)
※「など」とは、3ヵ月以上の治療または経過観察を必要とする病気をいいます。
*2:「心身に異常を感じる症状や変調」とは、次に掲げるものをいいます。
1.血たん
2.頚部・胸腹部・腰部の痛み
3.しこり(乳房・頚部など)
4.血便・血尿その他の不正出血
5.妄想や幻覚・幻聴
6.体重の増減(10kg以上)

かなり項目少ないですよね。
逆に言えば、上記に該当しなければ基本的には加入は出来るはずです。
保険の加入ハードルが低いので、他で断られた人も入れるかも…

保険のデメリット

やはりメリットがあればその反面デメリットもあります。
どんな完璧なものにもありますからね。
そんなデメリットを1つだけご紹介させていただきます。

死亡保障が少ない

よく言われているデメリットがこれなんです。
一般的な生命保険会社などと比較すると、少ない…
非営利だからと言いつつも、少ない…
当然、死亡保障は手厚く、多い方が当然良いと思います。
私も多いに越した事はないと思ってます。

実際、県民共済がどのくらいの金額なのかと言うと、交通事故での死亡で2,000万円、病気での死亡保障額は800万円です。
※ちなみに金額は、死亡時の年齢によって変動します。
なので、他界した年齢にもよるかもしれませんが、残された遺族を保障だけでカバーというのは、少し難しいかもしれません。

そのため、「残された遺族も保障されるくらい分厚い保険が良い」「残された遺族に負担を掛けたくないし、不自由なく生活してほしい」という想いが強い方は、県民共済だけだと少し寂しいかもしれませんね。

ただ、デメリットの話と少しズレてしまいますが、個人的に1番重要なのは、やはり生きている間の保障だと思っています。
「残された遺族に対してお金をどれぐらい残せるか」と言うのも当然重要ですが、1番は自分が生きてる間の保障だと思っています。
この部分がやはり保険としての1番本質的な部分だと思っていますので、あんまり気にしないよ!という方には非常にオススメです。

以上が県民共済の”保険”について記事でした!
うわ-、お腹一杯という方も多いかもしれません!

ただ、中には、「他のブログでも同じ様な内容の記事を見たことがある」という名探偵コナン並に鋭い方もいるでしょう!
そんなコナンくんに朗報です!

実はこのブログは2本立てにしています。なので後編があります!
そして、後編では県民共済のもう一つの取り組み(特徴)をご紹介しますので、乞うご期待!!
ちなみに、その取り組みはあまり知られていないので、見ないと損しちゃいます!

最後まで見ていただき、ありがとうございました。
see you

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