相手に話をしてもらうコツ

営業

皆さんお疲れさまです、Kです。

さあ、今回は相手に”話をしてもらうには!?”について私の持論を紹介していこうと思います。

相手が話しやすくするための聞き手の姿勢についての紹介です。
「そもそも話すのは相手次第だから、聞き手は関係無いんじゃない?」と思っているそこのあなた!
そんなことは無いんです。

実は聞き手の些細なことで相手が喋ってくれるのです!
正確には喋り易くすることが出来ます!

皆さんも意識すれば明日からできることです!

それではいきましょう!

聞き手が与える影響

まず、皆さん!冒頭で紹介したように先入観で話をするのは”話し手”だから”聞き手”は関係ないと思っていませんか?
そんなことないんです!
実は聞き手は非常に重要な役割を担っているんです。

ちなみに今日ご紹介するのは、例えば質問の上手な仕方とか、ユーモアのある回答とかそういう話ではないです。

単純に、”話し手が気持ちよく喋る”という意味です。

コロナの影響で在宅勤務をされている方はこんな経験ありませんか?

例えばZoomを使った会議で、5人参加予定の会議です。
会議開始の予定時刻になり、皆んな入室し始めます。
そして会議が始まりました。
ここで、在宅あるあるです、誰一人ビデオONの人がいない…
これは在宅経験者なら殆どの方が経験していると思います。

もうね、「あれ、みんな顔無しになっちゃったのかな?」ってツッコミたいくらい、何も無い!
「むしろ背景に顔無しの写真を設定してくれたほうがまだいいわ!」って思うくらい何も無い!

でもそんな中でも会議はスタートしますよね。

つまらない上司の話を淡々と聞かないといけないですよね。

そしていざ、自分が喋る番になると、真っ暗の画面に向かって、みんなの顔が見えない画面に向かって、
喋るわけです。
当然、聞いているのか、また、関心を持ってくれているのか全く分からないですよね。

話が終わった後に、「今回手応えないな~」と思っていたら、凄い良かったよとか言われたり…

何なんでしょうね…

きっと在宅経験者なら一度は体験されていると思います。

皆さんは今回の例の時にどのように感じました?

「喋りづらい」と感じませんでしたか?

逆に顔が見えない分、緊張しなくて済むという方も多いと思いますが、喋りづらく感じている方もいたと思います。

そう、話し手は聞き手が見えないと不安なんです。
正確には「聞いていないような素振り」をしていると不安なんです。

ちなみにこの不安がどのように話し手に影響を与えるかと言うと、”喋ろう”という気持ちを折ってしまうのです。
なので、聞き手は非常に重要なんです。

なぜ、気持ちが折れるのか

人間は非常に弱い生き物だと言われています。
感受性豊かで影響を受けやすいと言われています。
周りに気を使いながら合わせようとするんです。

例えば聞き手が、話し手に対して180度違う方向を向いて話を聞いていたとします。
話し手の目の前には、聞き手の後頭部です。
なかなか衝撃的なシーンですが、、、

この状態で話をしていると話し手は、「自分の話に関心がないから顔を向けないんだ」と思います。
そして、私の話はつまらないに変換し、最後にもう話すことを辞めようという考えに至ります。

これは誰だってそう思いますよね。
流石に真逆向いていたら誰だって嫌ですよ。

でも私達は普段の仕事で同じようなことしてませんか?

話をしている時に下を向いたりしていませんか?
部下から相談があった時に、パソコン画面を見ながら話聞いていませんか?

意外とやってしまっている方が多いんです。
180度では無くても、聞く姿勢で無いだけで、感じることは一緒なんです。

では、具体的にどのような聞く姿勢が”相手が気持ちよく喋ってくれるのか”をご紹介します。

気をつけるポイント

ポイントは少ないので覚えられます!

相手の顔を見る

まずは、基本です。
一般的には目を見ましょうと言われていると思います。
確かに目を見た方が良いのですが、見すぎると人間は緊張してしまうことが多いので、目は時々見る程度で問題ないです。
重要なのはしっかり顔をみることです。
ちなみにその時は、体の向きも相手に向ける様に意識しましょう!

顔だけ相手に向けている状態ではしっかりとした聞く姿勢では無く、相手に不安を残してしまいます。

うなずき

じっと顔をみているだけだと怖いので、適度にうなずきを入れましょう!

このうなずきを入れることで、話し手に「この人しっかり話しを聞いている」と思わせることが出来ます。

うなずいているだけで、なんとなく自分に共感してくれているように感じませんか?
自分の言っていることを理解しているように感じませんか?

人間は単純で、うなずくだけで、極端に言えば顔を縦に振るだけで、理解してくれるように感じるんです。
私のような超単純な人間は特にそう感じます!

非常に簡単なので、是非やりましょう。

ここまでできたら更にもう一段階上に!

相槌を打つ

「へー」
「すごいな!」
「ほいで、ほいで?」
「そうなんかー!」

相槌です!
これはさんまさんです。
さんまさんは喋り上手でありながら、とてつもなく聞き上手なんです。

ここまでできれば相手が気持ち良く喋ってくれること間違いなしです。
相槌を打つことにより、より一層聞いてくれている感が高まります。

皆さん相槌は出来ている方が多い印象です。
ただ、基本的な顔を見ることが疎かになり、折角の相槌も半減してしまっている方が多いです。
なので、相手の顔をしっかり見ながら相槌をするようにしましょう!

まだあります!

笑顔

いつも笑顔な方ってなぜか良いですよね。
ニヤニヤとは別でニコニコしているとなんか良気持ちになります。
逆にいつもしかめっ面の人はどうでしょうか?
いつも怒っているみたいで、なんか話しかけづらいですよね。

全ての話に笑顔しながら聞かないといけない訳ではないです。
怒られている時に笑顔だったら逆撫でしてしまいます。
「ふざんけてのか!」って昭和のオヤジみたいに怒られると思います。

でも、基本的には少し微笑んでいると、自分のことは相手が受け入れているように感じます。
だからこそ、表情は重要なんです。
冒頭紹介したみたいに顔なしに話し掛けていても表情がわからないので、これも不安になります。
相手を安心させるために微笑む程度の笑顔を練習しましょう!

最後です。

感情を口に出す

これは出来ている方いますか?

例えば、友達がずっといきたがっていたアーティストのライブにやっと当選したという話を聞いていたとします。
「やっと当たった~、本当に行きたかったからめっちゃ嬉しい、今からワクワクしている」と言っていた時に

やったね、めっちゃ楽しみだね」←この言葉です。

その友達になったつもりで、その時の感情を言うんです。
そうすると話している人は「そうなんだよ!わかってるね~」という気持ちになります。
これも共感の一種です。

人は感情に訴え掛けられることが非常に弱いです。
その感情を理解していることを示すだけで、かなり安心感を与えられます。
そして話し手は気持ちよくなって、どんどん喋ってくれるようになります。
恥ずかしがらずに感情を言葉に口に出すようにしてみましょう!

今回ご紹介したように喋りは言語ですが、実は非言語的な部分がその喋りに対して、大きな影響を与えていることは非常に面白いですよね。
4つのポイントは凄く簡単なので明日からでも出来ます。
まずは意識をして、できるところからやってみましょう!

きっと日常から仕事の色々な場面などでも間違い無く役立つと思います。

最後に聞き手についても少し書いておきます。

聞き手のメリット

ここまでご紹介した聞く姿勢を全て行う場合と、全く行わない場合、実は聞き手にも変化があります。

それは、話し手の内容が頭に残りやすいということです。

よくテレビなどで、運動をしながらとか、感情が動くと記憶に残りやすいと言われていますが、これと同じことがこの聞く姿勢でも現れやすいです。
つまり相槌や感情を言葉に出すことで自然と頭に記憶が残りやすいようになっているんです。
ただ、これは諸説ありますが、私はなんとなく実感しています。

しっかり話を聞くということは、自分にとっても相手にとってもメリットがある素晴らしいことです。
これが、人生を好転させるキッカケになるかもしれません。

最後まで見ていただき、ありがとうございました。
see you

コメント