皆さんお疲れさまです、Kです。
今回ご紹介する企業は「株式会社ビビッドガーデン」です!
同社は農業に関するサービスを提供している企業です。
私達の生活を支えてくれているのは、農家と言っても過言ではないくらい貴重な存在です。
ただ、農家の方々の現状はあまり良くなく、ご存知かもしれませんが衰退の一途をたどっています。
そんな我々にとって貴重な存在である農家を支えることができるのが、同社だと私は思います。
農家の救世主になるかもしれません。
ぜひチェックしてみてください!
では早速いきましょう!
Contents
株式会社ビビッドガーデンの会社概要
・会社名
株式会社ビビッドガーデン・設立
平成28年11月29日・資本金
842,024,200円(資本準備金を含む)・従業員数
72人(2021年8月時点)・事業内容
全国の生産者から食材や花などを直接購入できるオンライン直売所『食べチョク』の開発・運営・代表者
代表取締役社長 秋元 里奈・本社所在地
東京都港区浜松町1-7-3 第一ビル4F・HP
株式会社ビビッドガーデン株式会社ビビッドガーデンは、第一次産業の抱える課題に挑むITのスタートアップです。・YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%93%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3※上記は「食べチョク」サービスを紹介しているURLとなります。
https://twitter.com/tabechoku/
同社は農家の方々が作ってくれた食材や花などをオンラインで直接購入できるプラットフォームを提供しています。
それが「食べチョク」です!!
メルカリの野菜版のようなイメージで、ITを活用しながら農家を支援しています。
そもそもの話、なぜ「農家は厳しい」や「今後、衰退する」などと言われているのか?
その部分を簡単に説明していきます。
農家の現状
通常の流通ルートでは、生産者が作った野菜が消費者に届くまでに多くの中間業者が仲介に入っています。
多くの中間業者が入るということは、それだけ生産者である農家の粗利益は少なくなるということです。
一般的には、販売価格の30%ほどが農家への利益だと言われています。
100円の野菜で30円だけって少ない気がしますよね…
一番農家を苦しめているのは、販売価格が固定で決まっていることです。
農家が一生懸命作った野菜の味や栽培方法の工夫などは一切価格に反映されないんです。
安さのみが求められている世の中になっているのです。
更に、お客さんの喜ぶ顔が直接見えない、これも大きな問題です。
これは感情的な話ですが、やはりお礼や喜ぶ顔が見えるとそれがモチベーションになります。
そのお客さんの顔が見えないことは、生産者にとって辛いことです。
上記理由により、農家が衰退…と言われている昨今になってしまったという訳です。
食べチョクを使うことで現状からどのように変わるのか?
食べチョクでは「農家と消費者を直接結ぶ!」このことを中心に考えています。
今までの消費者ファーストの考え方ではなく、生産者(農家)ファーストの考え方。
正確には、消費者と生産者がお互いWin Winになるようなモデルを作ることが「食べチョク」の根本にあります。
従来とは異なり、農家の取り分を増やし、農家の方が価格を自由に決めることができる販売モデルです。
そのビジネスモデルにより、今までの粗利益30%からなんと80%まで増加できるようになっています。
※出典:株式会社ビビッドガーデン HP
特に直近では、コロナの影響もあり、多くの農家の方々が苦しめられました。
そんな背景もあり、今では全国2,600軒以上の農家が登録しているようです。
ちなみに、登録はプロの生産者のみで、家庭菜園などの一般的な方は除かれるようです。
まさに新時代の野菜直売プラットフォームです!!
農家に対するお金以外のメリット
実はこのビジネスモデルで消費者と農家を繋ぐことでお金の部分以外にもメリットがあるんです。
まず、農家にファンが付くようになります。
食べチョクのプラットフォームでは生産者の顔などがしっかりとわかりますので、消費者が野菜を購入して満足したら「またこの農家の方から野菜を買おう」となるわけです。
つまり、農家にとって、安定した収入を得る可能性が高まるようになるんです。
また、消費者からのコメントを農家が見れるような仕組みもあるみたいなので、マーケットの声を直接聞けるので、モチベーションアップに繋がりますし、場合によっては改良のヒントになることもあるかと思います。
消費者のメリット
一方消費者のメリットは、従来のスーパーより、より早く新鮮な野菜を購入できるようになります。
産地直送とほとんど変わらないくらいのスピード感で、新鮮な野菜を食べることができます。
また、生産者によって変わりますが、通常よりお得な価格で購入ができる場合もあります。
届いた野菜には「どんな食べ方がオススメか」「どんな調理方法があるのか」「どのような想いで生産者が作っているのか」などが書いてある手紙も中には同封されていたりするので、消費者としてはより一層安心感を得られると思います。
食べチョクはプラットフォームの提供だけではない!?
「食べチョク」リリース直後は課題も多くあったそうです。
ユーザーからこのような声が多かったようです。
・誰から買ったら良いのかわからない
・野菜の品質にばらつきがある
このようなニーズに答えて「食べチョク コンシェルジュ」というサービスもあるみたいです。
具体的には、消費者がよく作る料理などを登録すると、サブスクの要領で、その時期に一番最適な野菜や農家をマッチさせる仕組みのようです。
それ以外にも、好きな野菜、嫌いな野菜が登録できるようになっており、それを登録すると野菜の詰め合わせなどで、嫌いな野菜が入っていないものを自動で抽出できるようになっているみたいです。
消費者も自分で選ぶよりも「オススメできる農家の方から購入したい」という想いがありますので、同社が間に入って農家や野菜をチョイスすることで消費者の満足度もかなり高まります。
つまり、農家としては品質が高い人ほど、よく売れるエコシステムとなっており、好循環を生み出します。
同社の根本にある「生産者のこだわりが正当に評価される」という世界を実現しつつあると思います。
また、それ以外の取り組みでは、野菜以外に肉や魚などの他ジャンルにも展開していたり、生産者と一緒に商品開発をしたいるようです。
最近のニュース
新世代のビジネスモデルということもあり、多くのメディアで取り上げられています。
YouTubeなどに同社の社長のインタビューなどがかなり出ていますので、ぜひ観てほしいです。
※出典:株式会社ビビッドガーデン HP
まとめ
まさに新時代のサービスと感じました。
実はKも田舎出身なので、周りに農家の知人がいます。
まだ若いですが、親世代はそこそこ稼げていましたが、今はより一層厳しい時代になっていると言っています。
農家の方々は野菜を作ってくれている本当に貴重な職業だと思いますので、10年後も50年後も変わらずに日本の野菜を支えてくれたらなと思います。
そのために同社の事業も応援したいと思います。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
see you
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