【企業紹介】キャディ株式会社(町工場の救世主!?)

企業紹介

皆さんお疲れさまです、Kです。

今回ご紹介する企業は「キャディ株式会社」です!
キャディと聞くと、ゴルフのキャディみたいですよね!笑

実は遠からず、近からずなんです!
町工場の救世主になるかもしれないスタートアップ企業ですので、ぜひチェックしてほしいです!

では早速いきましょう!

キャディ株式会社の会社概要

・会社名
キャディ株式会社

・設立
2017年11月9日

・資本金
1億円(資本準備金含み、99.3億円)

・従業員数
160名(2021年8月時点、正社員のみ)

・事業内容
製造業における受発注プラットフォーム「CADDi」の開発運営

・代表者
加藤 勇志郎

・本社所在地
東京都墨田区東駒形2丁目22-9

・HP

CADDi MANUFACTURING|キャディ株式会社
リアル × デジタルでサプライチェーン変革を支援。リアル・デジタルと機能間の相互フィードバックを通じて、サプライチェーン全体を最適化します。

・YouTube

キャディ株式会社
キャディの公式YouTubeチャンネルです。

・Twitter

https://twitter.com/caddi_pr?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

下町ロケットというドラマを観たことはありますでしょうか?
めちゃくちゃおもしろいので、観たことがない人はぜひ観てほしいのですが、町工場はまさにあのドラマのイメージに近いです。
技術力は非常に高いのにうまく軌道に乗せられなかったり、業者から買い叩かれたり。。。

かなり過酷な状況です。
そんな町工場の救世主になれるかもしれない企業が同社であり、この「CADDi」というシステムなんです。
ちなみに社名には、ゴルフのキャディのように寄り添うという意味もあるようです。

「CADDi」とは特注加工品の発注者と全国の加工工場をテクノロジーでつなげる日本初のサービスです。
下町ロケットのバルブシステムのようなかなり特殊な製品がほしい発注者とその製品を製作することができる加工工場の架け橋になるようなイメージです。
「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」というミッションを掲げています。

現在、町工場自体がブラックボックスになっているので、テクノロジーを活用して強みを明らかにし、その強みを伸ばし安定成長をしていくこと、この考えが同社の根底にあります。

「CADDi」の仕組み

ではどのように架け橋になっているのかと言うと、まず前提としてデジタルの活用があります。
町工場では、パソコンやスマホなどはもちろん使っているところもありますが、業務のやり取りでFAXなどを使っているところも多くあるようです。
そんな状況だからこそ、デジタルの活用を行うことによって、よりスピーディに正確に業務遂行ができるようになったんです。

今まで、製造業のにおける社会課題は多くありました。
それを我々はテクノロジーを活用して、イノベーションを起こしてきたのです。


※出典:キャディ株式会社HP

でも調達の部分だけは今も昔も変わらないままなんです。
ずっと昔からあるように、発注者はどの企業が良いのかわからない、加工業者は案件を欲している。
このような状態のままだったんです。

この現状を打破したのが、同社のサービスです。

※出典:キャディ株式会社HP

従来の調達より圧倒的に手間がかからず、更に高品質で低価格の製品を提供できるようになったんです。

具体的には、メーカーなどが持っている図面データをAIで解析して分析します。
すぐに見積を作成することができるんです。
これは、図面に必要な加工品のデータが既に「CADDi」に取り込まれているため、AIが自動で識別してくれるんです。

AIが最適解を出した製品を作成している加工業者に依頼が届き、製作に取り掛かるというわけなんです。


※出典:キャディ株式会社HP

加工業者目線では、値段を叩かれてしまうのでは!?と思うかもしれませんが、赤字に必ずならないように調整されているようです。
なので、黒字に必ずなるような仕組みになっています。

一方、発注業者目線では、今までどこの業者に依頼したら良いのかわからない、入札を行うにしてもかなりの手間が掛かって大変だった。
この手間が省けるようになりますので、非常に楽です。

ちなみに、全国600社以上の加工会社ネットワーク活用により、キャパシティ溢れもないようです。

すごいのはシステムだけではない!?

同社のYouTubeの中で取引先企業の方が仰っていた内容なのですが、例えば加工業者の都合で、依頼されていた納期に間に合わないかもしれない・・・こんな時も、やはりあると思います。

その際、キャディ株式会社の社員がその加工業者の企業まで、納品予定の製品を取りに行ったそうです。
もちろん、全部こんな対応出来ないと思うので特殊対応かもしれませんが、それでもマネできないですよね?

ここまでやっている企業を私は知りませんが、すごい対応だと率直に思いました。
デジタルの活用でパソコンでカタカタしているだけではなく、このような足を使った泥臭い努力もかなりされているんだと思います。
実際パートナー企業には訪問をして観ているとも言っていました。

こうした取り組みや努力がこの成果に繋がっているんだと思います。


※出典:キャディ株式会社HP

納期遵守で100%近いのはかなりすごいと思います。
中にはかなり厳しい納期での依頼もあると思いますが、その中でのこの数値は圧倒的な高さだと思います。

最近のニュース

『ForbesJAPAN一月号』に掲載
『日経ビジネス』に掲載
『AERA』に取り上げられた
「ガイアの夜明け」に取り上げられた

まさに引く手あまたです!

さらに加藤勇志郎社長はかなり魅力的な人で、中学からあの名門の開成に行っていたそうです。
ただ、音楽にハマり、大学には行かず音楽をやっていくと決めていたそうです。
でも最終的には大学を目指すことになりました。
高校3年の6月時点での偏差値は38だったそうです。
そこから猛勉強して、東大に合格したそうです。

元々頭がいいということはあるかと思いますが、高3の6月で偏差値38から東大ってリアルドラゴン桜だと思います!
そこからマッキンゼーに入社して同社を起業したようです。

すごい人生ですよね。
見えない部分で相当努力されているんだと思います。

まとめ

非常に魅力的な会社で、個人的にはこのような社長の話を1日中聞いていたいなって思いました。笑
そして何よりも、このような企業が日の目を見ることで、町工場や日本だけではなく世界を変える日が来るのかもしれないと思いました。

ミッションである「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」が達成できることを祈っています!

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

see you

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