上司に求められる役割

お役立ち

皆さんお疲れさまです、Kです。

あと数日で2020年が終わる、実感沸かないですね…
今年は、皆さん本当に大変な一年だったと思います。
皆さんの記憶に一生残る一年だったと思います。
それくらい”コロナ”が与えた影響は大きかった。

未曾有の事態って過去によく言ってましたが、残念ながら本当にその言葉が一番合う1年の様に感じました。
コロナが流行り始めてから、かなりの月日が経ちますが、未だに終息には至っていない。
でも必ず、もとの日常に、1年前のような日常に戻れるはずです。
皆さんもかなり苦しいと思いをしていると思いますが、なんとか力を合わせてこの事態を切り抜けましょう!

では本題のブログのほうです。
今日は、上司に求められる役割について書いていきます。
上司の役割って沢山ありますよね。
なぜ、こんなに役割が多いのか?とさえ思ってしまうことも…

そこで、皆さんに質問です。
上司の役割って皆さんどのようなイメージがありますか?

例えば、部下の面倒をしっかり見る!
部下のお手本になる!
部下を育成する!
などなど、沢山あると思います。

本当に上司の仕事は沢山あります。
「たくさんありすぎて、わからない」とハズキルーペ風に言いたくなる上司の方も、きっといるでしょう!

そんな悩める上司の方々に!
今日は一つだけ、「これも頭に入れながら仕事をしてほしい」というものをご紹介させていただきます。

まず、上司に求められるものは、大きく2つあり、そのうちの1つは、チームの統率だと思っています。

統率力

チームをまとめあげる力です。
それが、課、部、本部、会社の単位であっても、同じだと思います。
そして、そこに所属している人を”1+1が2以上の力”を発揮できるよにすることが上司のメインの役割だと思います。

例えば、組織の1人1人を気にかけて、1人1人のやる気を出させて、そして組織全体の生産性を上げる、組織全体を盛り上げる!
そんなイメージだと思います、逆にそれが簡単にできたら苦労しない…

組織全体を盛り上げることは、最も重要なことだと私は思うんです。
盛り上がっている部署が社内にあると、周りから「あの部署楽しそう」とか「あの部署で働いてみたいかも」って思ったりしてくれます。
楽しそうに働いていると、人間は不思議と引き寄せられてしまうんですよね!

会社もそうです!
イケイケな会社でみんな楽しそうに働いていたら「この会社で働いてみたいかも」って思いますよね!
大学の就活の時に「殺伐とした雰囲気の会社」と「本当に誇りを持って楽しそうに、笑顔で元気に仕事をしながら働いている会社」の説明会があったとしたらどちらを選びますか?
これは、人それぞれの性格や好みもありますが、”後者”を選ぶ方が多いのではないでしょうか?
組織というのは、社内だけではなく、時には社外の人にまで影響を与えることができるんです。
そんな組織の軸になっているのが、上司の方々です!

その上司の役割を簡単に図で表すとこんな感じかなと思います。

みんなを俺が引っ張っていく」、「しっかりと的確な指示を出す
まさにピラミッドの上にいるような感じです。
統率力にはこのピラミッド方式は本当に重要です。
特にリーダーが変わるだけで、その部署の雰囲気はかなり変わります。
私も実際に何回も経験しました。
やはりその時に働きやすい環境だなと思った上司は、部下のことをしっかりみてくれた優秀な上司でした。

ただ、ここからが重要なところです。
上司の方たちは、組織を盛り上げるために”統率力だけあれば良いのか?”というとそうではありません。
統率力も大切ですが、実はもう一つ重要な役割、役目があるんです。
先程紹介した2つのうちの1つで”これも頭に入れながら仕事をしてほしい”という内容です。

それは何か?
「ファシリテート」です。

ファシリテート

ファシリテート??
聞き慣れない方もいると思うので、簡単に説明すると、ファシリテートとは「司会」です。
司会ってそのまま書くと少しおかしい感じもしますが、つまり、組織の中の司会役として”組織のサポートを行う”というイメージです。

「いやいや、上司として組織のサポートが大事なのはもちろん分かるけど、そればっかりやってられないよ、それよりチームをまとめ上げないと」と思った方もいるはずです。
私も常に組織のサポートをやってくくださいと言うつもりは1ミリもありません。

全てにおいてこのファシリテートを意識してほしいという訳ではないです。
ファシリテートに徹底した方が良い場面だけ行ってほしいのです。

では、それがどのような場面かと言うと、皆さんもう分かっているかもしれませんが、「会議」です。
そう、会議の時は、上司の方はできればファシリテートに回ってほしいです。
上司あるあるで「俺がこの会議をまとめないと」とか「良い案を出さないと」と思われる方が多いです。
それはとても大切なことなんですが、会議の場ではサポートに徹底してほしいです。

具体的には下の図のようなイメージで会議を進めてほしいんです。

つまり「私が引っ張る」という感覚ではなく、「私がみんなの中心にいる」ということです。
自分をローマだと、全ての道は私に通ずるくらいのスタンスでOKです。
このポジションをできると会議の質がより高くなります。
今まで部下は意見を言う時に”上司に対して”〇〇だと思いますと意見を言っていたと思います。
でもファシリテートができると”みんな(会議参加者)に対して”〇〇だと思いますと意見を言える様に変わります。
つまり、部下の向く方向が”上司→みんな”に変わるのです。

今まで、部下に色々意見を言ってもらいたくて、一生懸命自分が引っ張っていたのが、実は部下にとって重りになっていたんです。
だから会議の時は、自分が引っ張るのではなく、みんなが意見を言いやすい環境を整えるお事が上司として重要なのです。

そして、さらに!
その会議で是非これをやってほしいということも紹介します。
それは結論からお伝えすると、会議で出た部下からの”意見を否定しない”

意見を否定しない

これです。
これだけです。
めちゃ簡単です。
すぐ出来ます。

でも、やっている人が意外と少ない!
それは、”自分と違う意見を受け入れない上司が多いから”なんです。
どこかで「自分の方が社歴が長いんだから、俺の意見が正しい」、「自分の方が年上なんだから俺の意見が採用されるべきだ」と思っている上司が多いんです。
その気持ち分かります。
わかるんですが、一旦自分の気持を捨てましょう!

なにも全ての意見に”賛成”する必要はありません。
参加者の中で本当に的はずれなことを言っていたら、「面白い視点だけど、難しいかもね」と言ってやんわり否定すればOKです。
ただ、参加者の中から自分とは違った面白い視点の意見がでたら「凄く良いね」と言って認めてほしいんです。

そして、ここからが少し難しいのですが、その意見に対して「〇〇をすればもっと良くなるんじゃない?」とアドバイスしてあげてください。

意見に対してアドバイスを行う

これがかなり難しいです。
否定は誰でもできるんですが、その意見をよりブラッシュアップするのはかなり難しいです。
でもそれを行うことにより、部下は「私の意見が上司に認められた」と思ってどんどんやる気を出します。
そして、参加者も、会議では意見を認めてくれる良い環境だと認識して、どんどん良い意見が出やすくなります。
つまり好循環が生まれるのです!

是非、上司の立場の皆さんには、会議の場で出た意見は否定するのではなく、一旦認めそしてさらに
こうすればもっと良くなるかもね!というアドバイスをしてあげてください。

それが、結果的に組織を盛り上げることにも繋がります。
アドバイスは難しいかもしれませんが、意見を認めることがすぐ出来るはずです。
是非今日からでもやってみましょう!

この小さな積み重ねが、いつか大きなリターンとして返ってくるはずです。

最後まで見ていただき、ありがとうございました。
see you

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