エゴグラムとは!?①

お役立ち

皆さんお疲れさまです、Kです。

今回はエゴグラムです。

聞いたことありますか?

たぶん聞いたこと無い人が多いのではないでしょうか?

エゴグラムは、よく心理学とかで登場します。

そんなエゴグラムですが、どういうものかわからないと思います。

まずは「エゴグラムってそもそもどういうものなの?」から紹介をしていきます。

今回の記事は文量によっては、2部構成にしようと思っています。

では早速いきましょう!

エゴグラムとは?

心理学の世界ではパーソナリティ構造分析というものがあります。

その構造は以下で3つに分けられてます。

1つ目”P”(

2つ目”A”(成人

3つ目”C”(子供

大きくこの3つに分けることができます。

ちなみに、「意味がわからない~」という人!

まだ、この時点では意味は分からなくても問題ありません。

そして”P”は更に2つに分けられます。

CP”(コントロールする親

NP”(養育する親

この2つの側面に分けられます。

さらに”C”も2つに分かれます。

AC”(順応する子供

FC”(自由な子供

つまり合計で下記の5つに分かれます。

”CP” ”NP” ”A” ”AC” ”FC” です。

今回詳しいやり方は説明しませんが、簡単に説明します。

よく心理テスト等で活用されます。

いくつかの質問に答えていき、「0,1、2」などでチェックを付けていきます。

そしてチェックが完了し、自分が各5項目の中でどの様に点数が高いのか?が分かるようになります。

各項目がそれぞれどの様な意味なのか?と言うと、

CP = 厳しさ

NP = 優しさ

A = 論理性

FC = 奔放さ

AC = 従順さ

簡単に言うと、この様な意味合いになります。

例えば、CPが高い人は、厳しい、というように理解できます。

また、どれか一つが突出して高いということもある一方で、満遍なく高いこともあります。

その場合、心理的には、混入といいます。

例えば、「成人に親が混入」「子どもに成人が混入」「親、子ども、成人全ての混入」などがあります。

親と成人は、偏見

成人と子どもは空想、思い込み

などと言われています。

このようにエゴグラムでは、質問に答えるだけで、自分の傾向をある程度知ることが出来ます。

特に、自分でも全く知らないこと、思いもよらないことは受け入れられないものです。

でも、その様な結果が出ても素直に受け入れましょう。

自分では気づいていない自分を知れる”ので、面白い!くらいに捉えましょう!

日常のコミュニケーション

エゴグラムは、心理テストだけでなく、日常のコミュニケーションでも役に立ちます。

っっっえ?どの様に役に立つのか?って?

大丈夫です、今から説明していきます!

まず、今までの心理テストの様なエゴグラムのことは一回頭から忘れてください。

今から書いていくのは日常のやり取りです。

例えば、何年も一緒にいる夫婦がいたとします。

どこにでもいそうな、仲の良い夫婦です。

ある日、旦那さんが、奥さんに対してこう言いました。

「そういえば、俺の好きなアイス買ってきてくれた?」

よくある一面ですよね。

奥さんはこう答えました。

「そんなのいちいち覚えてられないわよ、自分で買ってきなさい」

ありがちな回答ですよね。

奥さん強し!!

このときの会話を分析していきましょう!

旦那さんは成人(A)のつもりで奥さんに話をしました

「自分が好きなアイスクリームを買ってきてくれましたか?」と聞いたんです。

大人と大人が話す様に!

でもそれに対する奥さん返しは、成人(A)ではなく、親(P)でした

エゴグラムで言う親は、対こどもに限定されます。

つまり、子供とやり取りする場面でしか基本的に親は出てこないことになります。

何かを教えて上げるような意味合いが親です。

奥さんは、まるで親が子どもに叱るのと同じ様に返答をしたんです。

「そんなのいちいち覚えてられないわよ、自分で買ってきなさい」

ここでギャップが生じるわけです。

つまり、成人で話した場合は、相手も成人として返さなければコミュニケーションが取りづらいのです。

ここ最近”マウント”って言葉よく聞きますよね。

これは、成人として話掛けているのに、相手が親として、返して来るからウザいわけです。

相手が、自分のことを子ども、つまり下に見ているからムカつくのです。

例えば、問いかけが子ども(C)であれば、その対応が親であっても全く問題ありません。

自然なことなんで。

「上司に指導された、ウザい」と感じていたらかなり危険な人間です。(指導の種類にもよりますけどね!)

つまり組み合わせは以下です。

親⇔こども

成人⇔成人

この2パターンくらいなんです。

これ以外の返しが、相手から返っていた時に違和感を感じるのです。

親と親の会話なんて最悪ですね。

マウントの取り合い合戦みたいになって最悪ですね。

世間で、よく起こってそうですが…笑

つまり、このような構造を理解するだけで、なぜ普段のコミュニケーションが取りづらいのか?が分かるわけです。

ただ、例えば相手が常に親のようにマウントを取って来る人だったとします。

そんな時は、その人から遠ざかりましょう!

と言いたいところですが、しっかり対応しましょう!

その場合は、こちらが子どもを演じれば相手と良好なコミュニケーションがとれます。

そのことをやるかどうかは別として、構造上はそれが1番良好になれるはずです。

マウントを取りたがるということは、”相手より上にいたい”と言う気持ちが強い人なので、その人を立たせて上げるのが、ポイントです。

そうすれば、掌で転がすことも容易です。笑

日頃のコミニケーションの中で意識をすると、少し新しい世界が見えてくるかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

エゴグラムって心理テストの様な要素が強いですが、本当はコミュニケーションに焦点を当てた構造なんです。

ちなみに、今回が予想以上に長くなってしまって、テストの部分が書けませんでした。

次の記事でエゴグラムのテストについて書いていきます。

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

see you

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