天才の仲間入り?ラテラルシンキング!

お役立ち

皆さんお疲れさまです、Kです。
今回はラテラルシンキングについて書いていきます。

ラテラルシンキング!知っている人は少ないのではないかと思います!
多分ラテラルシンキングって何?
「カフェラテですか?」と言うような方もいるんではないでしょうか?

もしくはラテラルシンキングではなく、ロジカルシンキングの間違いじゃないの?という方もいるはずです。
確かにロジカルシンキングなら聞いたことありますよ!と言う方はきっと多いと思います。

実はラテラルシンキングと言う言葉はしっかり存在します。
そして、ロジカルシンキングとは別ものなんです。

よく一般的に、「優秀な人は話し方がロジカルだ!」とか「物事をロジカルに考えることが重要だ!」とか非常に言われています。
ただ、世の中の発明家と呼ばれるような天才たちは、もちろん、めちゃくちゃロジカルなんですが、それと同じくらいラテラルシンキングな思考も持っています

なので今日この記事を見ていただいた皆さんには、天才になってほしいと思っています!
そのために、ラテラルシンキングを紹介させていただきます!

では早速いきましょう!

ロジカルシンキングとラテラルシンキングの違い

横文字だらけで分かりづらい!!!
と思っている方が多いはず!
なので、まずここから説明していきます。
ロジカルシンキングは皆さん聞いたことがあると思います。
一般的には、以下のように言われています。

ロジカルシンキングとは、物事を体系的に整理して筋道を立て、矛盾なく考える思考法のこと。「論理的思考」と訳されます。

論理的思考です。
簡単に言うと、「なぜならば、○○だからです。」というような話方です。

皆さんロジカルシンキングは聞いたことあると思うので非常に分かりやすいと思います。
物事を論理的に考えることでも使われます。

このロジカルシンキングは社会人になると非常によく言われることが多いです。
それくらい、使う場面が多いです。
社会人になったと時に、きっと皆さんも上司から意識をするように言われたのではないでしょうか?

子供の説明のように順番がバラバラな説明ではなく、しっかりと相手に伝わりやすいように組み立てて説明をする。
このようにロジカルな説明をすることにより、相手に納得感を与えられ、さらに説得力が増すといわれています。
なので、社会人であれば、必須の思考方法です。
※今度ロジカルシンキングについての内容も書こうと思います。

それに対してこのラテラルシンキングとは何か?
一般的には、以下のように言われています。

ラテラルシンキングとは、問題を解決するために固定観念や既存の論理にとらわれず、「物事を多角的に考察する」「新しい発想を生み出す」ための思考法のことで、日本では水平思考と呼ばれます。

もしかしたら、この説明だけだとわかりづらい!という方がいるかもしれません。
なので、この説明を噛み砕いていきますね。
ちなみに、ラテラルという言葉自体は、「横の(方への)、横からの、側面の、側生の、側音の」という意味があります。

ラテラルシンキングは、簡単に言うと、物事を多角的に見ながら、その物の固定概念に捉われないことです!
ここで重要なのでは、固定概念に捉われないことです。
そして視点をものすごく広く持つと言うことです。
つまり「これは、こういうものだ!」という概念に捉われないと言うことです。

その物自体の固定概念を無視することにより、どのような効果が得られるかと言うと、新しい発想を生み出すことにつながるのです。
逆に言えば、固定概念を持ったままでは、新しい発想は生まれないと言えます。
なので、言葉は似てますが、ロジカルとラテラルは全く違う内容なんです。

ロジカルは論理的な大人な手法ですが、ラテラルはこどものような自由な発想のイメージです。
ロジカルな説明をする人は納得感があるのに対して、ラテラルな発想をする人は、ひらめき力がすごいので、「気づかされる!」と思うことが多いと思います。

身近にどのようなものがあるのか

ラテラルシンキングは、物事を多角的に見ながら、その物の固定概念に捉われず、子どものように自由な発想をすることだと、何となく理解いただけたかと思います。

きっと「身近なものでラテラルシンキングが活用されたものがあるの?」と気になるかと思います。
なので、身近な事例を3つご紹介していきます!

リモコン

今までのリモコンはボタンがたくさんありました。
そしてそれは、時代が進むに連れて、減るどころか増えていったんです。
「このような機能をテレビにつけよう!それを操作するボタンをつけよう!」という流れです。
結果的に、ボタンが多すぎてどのボタンがなんの役割なのかわからなくなってしまうと言う・・・ 

でも使っている側である私たちもボタンがないとリモコンじゃないと思いますよね?

ただ、この間出たリモコンはめちゃくちゃ画期的でした!
それは何かと言うとボタンが一切ないんです!

人の声に反応するリモコンができたんです。
みなさんご存知のアマゾンエコーです。

今までは便利にするためにリモコンにものすごいたくさんのボタンを詰め込んでいました。
それが、結果的に利便性を損なっていたんです。

ボタンをたくさん付けることは良いことではないと考え、ボタンを減らすにはどうしたら良いのかを考えたんです。
そして、「リモコンが声に反応すれば良い!」と「こんなにわかりづらいリモコンを作る必要はない」ということに気付いたんです!

その発想をさせたのが、まさにラテラルシンキングです!

確かに、この内容に関しては、技術の進化の影響は大きいです。
声で反応させる技術がなければ、その発想があったとしても、できなかったと言えばそれまでです。

ただ、今は本当にたくさんの画期的な技術があります。
その技術と今あるものを掛け合わせてもっとすごい何か!を作れるのではないか?と考えている人はどのくらいいるでしょうか?
考えていなければ、リモコンを声で反応させようと言う発想にも至ってなかったと思います。

なので、常に固定概念を疑うことが重要です。

スマホ

皆さんが間違いなく使っているであろうスマホ!
使っていない人はほとんどいないのではないでしょうか?
これもラテラルシンキングが使われていると私は思っています。

十数年前までは、携帯電話にボタンが付いているガラケーが普通でした。
そしてガラケーのボタンを押して携帯を反応させることが普通でした。
皆さんも、きっと記憶にあるはずです。

当時の私の頭の中はこのような構図でした。
携帯=ボタン

このようになっている人が多かったのではないでしょうか?

なので、スマホを初めて見たときに驚きました。


今思うと恥ずかしいですが、「あれ?ボタンは?どうやって文字打つの?」って思いました。
かなり衝撃的でした。

なので出たときに、「ボタンがないなんて使いづらい」と言ってた方が非常に多かったんです!
でも実際、今スマホが出て5年10年経ってそんなこと言ってる人は殆どいなくなっています。
みんな、ボタンを押す代わりにフリック入力をして、ボタンを押すよりも早く入力しています。
そして、ガラケーのボタン部分はスマホでは画面と一体化することによって、より利便性が上がりました。

スマホにボタンがあるとすれば、電源くらいでしょうか?

このスマホはまさにイノベーションの象徴なように感じます。
これも携帯=ボタンという固定概念を消すことによって、今のスマホが誕生したんです。

ハサミ

以前テレビで、ある”ハサミ”の物語が紹介されていました。
そのハサミの使用用途は刻み海苔を簡単に作ることです。
ハサミ自体に刃が何枚も付いていて1回ハサミを動かすと、海苔を細長く切ることができるのです。

ユニークなアイデアで面白いなと思っていたんですが、かなり限定的な使用用途でなかなか売れなかったそうです…

そこで、そのハサミのメーカーは「どうやったら売れるだろう?」と考えたんです。
せっかく色々考えて作った思い出が詰まったハサミなので、形は変えずに、現状の形のままで売る方法を検討していました。
でもどうしたら売れるのか…
それの繰り返しだったそうです。

そしてある時、いきなり話しは進みます。
ある従業員がひらめいたんです。

シュレッダーハサミとして売ったらどうか?」と意見がでました。
始めは、「シュレッダーのように細長く切れるハサミなんて売れないんじゃないか?」と言う意見もありましたが、そんなこと言っている場合ではなかったのです。

そして商品は変えずに、宣伝のみを刻み海苔を作れるハサミからシュレッダーのように細かく切れるハサミとして売り始めたんです。

すると、これがかなりのヒット!
瞬く間に今まで売れなかった、刻み海苔ハサミが売れるようになったんです。
刻み海苔ハサミが3万本に対して、シュレッダーハサミに変更後100万本も売れたそうです。

このように発想を変えること、見方を変えることによるひらめきで同じ商品でもヒット商品に変える可能性があるんです。
会社員の方だとよくわかると思いますが、自社のサービス、商品が売れないのを、商品のせいにしているケースが多いです。
確かに、商品のせいにしたくなる気持ちは分かりますが、その前に商品の売り方を考えていますか?
と言う話です。
私達は、日常でこのハサミメーカーと同じ状況になった時に、「商品が悪いから売れない」と思っていませんか?
でもそうではなく、売り方を変えれば、もしかしたらヒットする可能性があるということを知ってほしいです。
このハサミメーカーと同じように可能性があるので、まずは固定概念に捉われずに考えてみましょう!

前提を疑うこと

ラテラルシンキングで特に重要なポイントはなんですか?と聞かれたらこう答えます。
前提を疑うこと!

これが一番大切です。
非常に重要です。
これは、先程はから書いている固定概念と通じる部分があります。

繰り返しになりますが、「これはこういうものだ」と言う認識から一旦抜け出さないと、そもそも始まりません。
私はたちは、子供の時「これは何でこうなっているの?」とちょっとでも疑問に思うことを親に聞いていたと思います。

ですが、年齢を重ねる毎に、大人になるにつれてその疑問はだんだんとなくなり、「これは、こういうものだ!」と頭の中で考えるようになってしまうんです。
だから「これはこういうものだ!」から他のことはできないと思ってしまうんです。

でも実際そうでは無いですよね。
いろんな見方があるはずです。
そして、その前提を疑うことに進化や改良の可能性があるわけです。

このように新しい発想が技術の革命を生むことがあるんです。

繰り返しになりますが、1番大切なのは「前提を疑うこと」です。
そうすることによって新しいアイデアやひらめきのキッカケになる可能性があります。
今までの固定概念や前提に捉われずに、色々な角度から見てほしいです。

ただ、そんなにポンポンと良いアイデアが出てくるものでも無いです。
出てきたら苦労しません。
みんな億万長者になっています。
色々と頭を悩ませて、考えないといけないです。

ただ、”前提を疑う”という意識を持つだけであれば、今日からでも出来るはずです。
もしかしたらあなたの発想が、イノベーションのきっかけになるかもしれません。
ぜひこれからの生活で意識していただければと思います。

ラテラルシンキングのオススメ本もありますので、気になる方はチェックしてみてください。

最後まで見ていただき、ありがとうございました。
see you

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