ユニコーン企業って何??

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皆さんお疲れさまです、Kです。

このブログの企業紹介で度々登場する言葉、「ユニコーン企業
このブログを見ているあなたであれば、聞いたことあるはずです。
ユニコーン企業とは…について、企業紹介のブログ内で少し説明したこともありました。

ただ、概括的な説明だったので、わかりずらいこともあったと思います。
1度簡単に説明しただけなので、そもそもそのブログを見ていない人の方が多いと思います。
なので、今回はユニコーン企業ってそもそも何?について説明します!

では、早速行きましょう!

ユニコーン企業とは

ユニコーン企業とは以下の条件を満たした企業のことです。

  • 評価額が10億ドル以上
  • 未上場
  • 設立10年以内

条件は複雑ではなく、非常にシンプルです。

が、見てお分かりの通り、ユニコーン企業になれるのは、本当に一握りの企業だけです。
仮に10億ドルの評価額があったとしても、設立して11年目だとしたら該当しません。
かなり厳しい条件なんです。

この条件を満たした企業がユニコーン企業と一般的に呼ばれています。
簡単に言うと、「来的に超有望になる可能性を秘めたベンチャー企業」のような意味合いです。

ちなみに、評価額の10億ドルを日本円に換算すると、約1,100億円となります。凄い…
※評価額とは、有価証券等の資産を時価評価して得られた価額です。

なぜユニコーンという名称なのか

そもそも、なぜユニコーンという名前が付けられたのかと言うと、皆さんご存知の幻獣のユニコーンが関係しています。
ユニコーンのように”ビジネス界において希少な存在”である、という意味でユニコーンと名付けられたそうです。

ベンチャーキャピタリストのアイリーン・リー氏が発案したと言われています。

デカコーンとヘクトコーン

実は、ユニコーン意外にも基準があります。

それが、デカコーンとヘクトコーンです。

デカコーンって新しいジャイアントコーンですか??って思った方がいるかもしれませんが、そうではありません!笑
ただ、”デカ”って聞くと、普通に大きいという意味で捉えますよね!
でもそうではなく、デカコーンのデカには、10倍という意味があります。
そしてヘクトコーンのヘクトには、100倍という意味があります。

もうお分かりだと思いますが、デカコーンは評価額が100億ドル以上。
ヘクトコーンは評価額が1,000億ドル以上となるのです。

ユニコーンでさえ、凄いな-って思っていましたが、上には上がいます!!

セブラ企業

さらにゼブラ企業と言われる企業も現れています。

ゼブラ企業はどのような企業を指すのかと言うと、「SDGsを意識した取り組みを行っている企業」のことです。

ユニコーン企業は、単純の評価額だけを見ています。
ありえないと思いますが、例えば、環境にあまり配慮していないような企業だったとしても、ユニコーン企業に該当します。

ただ、今後環境への配慮が世界的に超重要になりますので、環境へ配慮した企業も評価されるべきということで、作られたのがゼブラ企業なんです。

ゼブラ企業には、具体的な評価額の基準などは無いようなので、その企業自体がいかに環境へ配慮しながらビジネスを行っているのかがポイントのようです。
今後益々、利益の追求だけでなく、環境に配慮したビジネスモデルが注目されることになります。

国内のユニコーン企業ランキング

ユニコーン企業がどのような企業でどのような基準なのかが分かったところで、日本には一体ユニコーン企業がどのくらいあるのか?を紹介します。

※出典:STARTUP DB 国内スタートアップ評価額ランキング最新版(2021年8月)

結構ありますよね。
2021年8月時点では、11社となります。
ただ、12位以下もこれから益々伸びる可能性がありますので、11社からもっと増える可能性があります。

ちなみに、このブログで企業紹介をしていますが、その紹介している企業のほとんどがこのユニコーン企業なので、気になる企業があれば是非ブログをチェックしてみてください。

企業紹介のリンク

株式会社Preferred Networks
株式会社SmartHR
株式会社TBM
株式会社Mobility Technologies
Spiber株式会社

世界のユニコーン企業ランキング

では続いて世界のランキングを見ていきましょう!

※CB insightsのデータを基に作成。

世界規模でみるとやはり凄いですね…
残念ながら日本の企業は世界のTOP5にランクインはしていませんでした…

ちなみに、1位のバイトダンスという中国の企業を皆さんご存知でしょうか?
こちらは、TikTokの会社です。

TikTokの人気がここ最近凄いですからね!
世界で唯一のヘクトコーン企業がこのバイトダンスなんです!

ちなみに、当然のようにTOP5は全企業デカコーン以上となります。

ユニコーン企業は日本に少ない!?

実は、世界規模で見た時に、ユニコーン企業のほとんどがアメリカと中国で、先進国の中で日本は少ないほうなんです。

では、なぜ日本はユニコーン企業が少ないのかと言うと、理由は大きく2つあると言われています。
人材育成と資金調達です。
他にも少子高齢化など様々な要因が関係しています。

  • 人材育成では、安定志向が強いため、若い実業家の育成がそもそもできない。
  • 資金調達では、日本で大型資金調達を行うにはハードルが高いため、上場を選ぶ企業が多い。

これが、日本の現状です。
「上場をすれば資金面は問題なくなるなら、それで良いのでは?」って思ったかもしれませんが、この問題は意外と複雑なんです。

上場することは資金面では良いことかもしれませんが、その反面、上場後は株主を最優先に考えなければなりません。
そうすると、今までと違いスピーディーな対応や取り組みができなくなってしまうのがデメリットです。

何か新しい事業を行うにも株主に報告をして、決議を取ってから行う必要が出てきます。
スピーディーな対応を求められている現代において、資金調達ができないから上場をせざるを得ないというのは酷なものです。

そんな中、「未来投資戦略2018」を国が打ち出したのです。
この取り組みは、日本経済を牽引するベンチャー企業の創出に国を挙げて取り組み、2023年までにユニコーン企業を20社創出するという内容です。

国自体も、日本企業の衰退や企業の活気の低下、他国と比較した際のユニコーン企業数の割合などを重く受け止め、動いているようです。
この取組がいい方向に進み、国を牽引するような企業がドンドン出てきてほしいなと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ユニコーンがどのような企業なのか、そして今の日本が置かれている状況が分かったかと思います。
世界で活躍できるベンチャー企業が日本から誕生することを祈っています!!
今後も企業動向から目が離せませんね!

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

see you

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コメント

  1. […] ユニコーン企業の意味が分からない場合は↓の記事をチェックしてみてください! ユニコーン企業って何?? […]

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  3. […] 今回ご紹介する企業「株式会社Paidy」、こちらもユニコーン企業です! これからの日本を牽引する素晴らしい企業ですので、是非ご覧ください! *「ユニコーン企業がわからない(T_T)」という方は”コチラ” […]

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